数ヶ月前に、つみたてNISAの口座を開設しました。今のところ順調です。自分の復習の意味も込めて、ここでいろいろ書いてみたいと思います。
つみたてNISAを選んだ理由
現在、日本国内には「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」という3つのNISAがあります。ここでは、それぞれの特長を見ていきながら自分がなぜそのなかから「つみたてNISA」を選んだのかについて書いていきます。
一般NISA
一般NISAは、2014年1月に開始した少額投資非課税制度です。元々は、国民が貯金ばかりしていて投資をしてくれない対策として、国が作った制度、だと思っています。投資をしてくれないと株価は上がらないし、市場は回らない、結果的に経済が活性化しなくて困ってしまうので、作られた制度かと。
そういう経緯もあり、非常に投資しやすい制度であることは間違いありません。
主な特徴は下記の通りです。
2014年〜2023年までに口座開設可能
国内に住む20才以上の誰でも利用可能
2023年12月末まで株や投資信託などを購入可能
一応、注意点についても書いておきます。
一般NISA口座はひとりひとつしか持つことができない
他の口座と損益通算ができない
一般NISAは、証券会社や銀行で開設できます。
つみたてNISA
つみたてNISAは、定期かつ継続的なつみたて投資のみ認められている少額投資非課税制度です。国の基準をパスした株式投資信託のみ購入可能で、それ以外にも下記のような特徴があります。
年間投資限度額が40万まで
非課税の期間が20年間
つみたてNISA口座を開設できるのは2037年まで
そして、下記のような注意点もありますが、自分の場合には気になるようなものではなかったので、つみたてNISAを始めました。
つみたてNISAと一般NISAは併用できない
つみたてNISAは1人1口座まで
損益通算ができない
ジュニアNISA
ジュニアNISAは、2016年に開始した少額投資非課税制度です。その名の通り、0才から19才までの未成年者が対象で主に子供の将来の資産形成が目的の制度と言って良いでしょう。
というわけで、、最初から自分の選択肢には入りませんでした。
そもそも投資信託とは
つみたてNISAは、投資信託の一種です。投資信託とは、専門家が資金を運用してくれる制度です。投資である以上、元本割れのリスクがゼロではありませんが、つみたてNISAでは、運用の専門家が複数の株に投資してリスクを分散してくれます。
証券会社を選ぶポイント
つみたてNISAの口座は証券会社で開設できます。ネットで検索すればわかりますが、非常に数多くの証券会社があるため、選ぶだけでも一苦労です。自分の場合、そのなかからBI証券か楽天証券のどちらかに絞って、最終的に楽天証券を選びました。
SBI証券
ネット証券口座開設数No.1の証券会社、ということで候補にしました。いろいろ調べたんですが、他の証券会社と比べてSBI証券は手数料が安いです。そういうわけで、これからNISA口座を開設する人には全般的におすすめできる証券会社であると言えるでしょう。
楽天証券
楽天証券は豊富な商品ラインアップを誇る証券会社です。楽天証券の大きな特徴として、楽天ポイントでの投資があります。1ポイント=1円として投資できるので、普段から楽天ポイントを利用している人にはメリットがあります。
楽天証券を選んだ理由
基本的に楽天市場や楽天テレビ(パ・リーグTV)、楽天銀行、楽天Pay、そして楽天のクレジットカードなど日頃から楽天のサービスを使っていることが決め手でした。
もし、楽天のサービスを使う機会が少ないとか、楽天ポイントを使うことがないとかであれば、SBI証券もなかなかおすすめだと思います。
まとめ
というわけで、自分なりにつみたてNISAについての要点をまとめるとこんな感じです。
・つみたてNISAは年間投資限度額が40万までの少額投資非課税制度
・少額のためリスクが小さい
・基本的に定期的に積み立てて行く方式であるためほったらかしにできる
・株に詳しくない人や忙しい人におすすめ
多少、資金に余裕があればやってみてはどうでしょうか。