季節が秋から冬に変わりつつある今日この頃、瓦割りをしてみたいと思う人も多いのではないでしょうか。
ここでは、経験者の私が瓦割りにおすすめの瓦をご紹介します。さらに正しい割り方と片付け方もご紹介します。
目次
実例集
まず、過去の実例集を紹介します。とりあえず、どんなもんかイメージを掴んでいただけたら幸いです。
初めての瓦割り
2016年3月26日、キサキエミ誕生日規格のオープニングアクトとして。
高さを利用した瓦割り
2017年3月、キサキエミ誕生日企画「テキーラ祭り DAY.1」にて、またオープニングアクトで瓦割り。
テキーラ祭り開幕! pic.twitter.com/R1X26Udhy2
— キサキエミ主催『テキーラ祭り』実行委員会 (@kisaki_Tequila) 2017年3月17日
2日連続瓦割り
前日に続き、2日連続で瓦割り。前日の瓦割りでアレがアレしてしまったため、頭には包帯が巻かれています。
この日は、瓦の上にタオルを置くのを忘れてしまったため、頭にダイレクトに衝撃が来たのはよく覚えています。
キサキエミさん誕生日企画『テキーラ祭り2017』2日目スタート!本日もスーパーマネージャー大野さんの瓦割りで幕開けです( ´ ▽ ` )ノ pic.twitter.com/vdu8JZokM2
— ヒビタケヒコ@SCREW UP (@blacksheep0603) 2017年3月18日
まず基本の確認を
さて、実例も見たところで、あなたも瓦割りをやりたくなっていることかと思いますが、瓦を選ぶ前に、瓦割りの基本を確認しましょう。間違ったやり方をしてしまうと怪我をする可能性もあります。しっかり基本を守れば安全です。
瓦の上にはタオルを敷く
瓦の上にタオルを敷くことによって、手(もしくは頭)が瓦に当たったときの衝撃を和らげることができます。
よくある間違った例として、タオルを手に巻いてしまうというパターンがあります。これでは、衝撃を逃がすことができないため、必ずタオルは瓦の上に敷くようにしましょう。
下記写真は、タオルを手に巻いている間違った例です。
用意するもの
次に、瓦割りをするために用意しなければいけないものを確認しましょう。
割りやすい瓦
瓦割りなので、瓦がなければ始まりません。一般の瓦を使うのは空手家にしかおすすめできず、瓦割りには、瓦割り用として販売されている瓦を使いましょう。詳しくは、後述します。
タオル
前述の通り、手(もしくは頭)を保護するために、タオルを用意しましょう。手ぬぐいでも代用できますが、タオルのほうが厚いので、タオルがおすすめです。たかが布一枚と思うかもしれませんが、有ると無いとで手(もしくは頭)に対する衝撃が全く違います。
土台となるブロック塀
瓦を設置する土台が必要です。土台としてもっともピュラーなのがブロック塀ですね。ブロック塀が入手できない場合は、レンガでも代用できます。また、安定性には欠けますが、ビールケース2つで代用できなくもないです。ただし、ビールケースを土台にした場合は、グラグラしてしまうため、手(もしくは頭)で瓦をジャストミートするのが難しくなってしまいます。そのため、できる限り、ブロック塀かレンガを用意しましょう。
ブルーシート
ライブハウスや体育館などで瓦割りをする場合は、瓦の破片で床が傷つかないようにブルーシート、もしくはそれに準ずるものを敷きましょう。ブルーシートは、ドン・キホーテなどで購入できます。近所にお店が無い場合は、ネットショッピングでも購入可能です。
気合いと覚悟
皆さんご存知の通り、大抵のことは気持ちでなんとかなります。「心頭滅却すれば火もまた涼し」という言葉もあるくらいです。瓦割りをするのであれば、十分気合いを入れて望むようにしましょう。
瓦割り用瓦のご紹介
では、ここから瓦割りにおすすめの瓦をご紹介します!
割れやすい空手瓦(試割り瓦)黒帯
もっともオススメなのが、この「割れやすい空手瓦(試割り瓦)黒帯」です。白帯との違いは「瓦の硬さ」です。当然、黒帯のほうが硬いわけですが、それでも一般的な瓦と比べたら、かなり割りやすいものです。
割れやすい空手瓦(試割り瓦)白帯
女性の方や、腕力に著しく自信がない方には、この「割れやすい空手瓦(試割り瓦)白帯」がおすすめです。
手で割るのか、頭で割るのか
瓦割り初心者の人が悩むのが、「手で割るか、頭で割るか」ということではないでしょうか。結論から申し上げると、「どちらを選ぶかは、あなた次第」です。
スタンダードなあなたは手で割ろう
標準的な瓦割りは、手で割る形式です。保守的なものを好む人は手で割ったほうがよいかもしれません。
インパクトを求めるあなたは頭で割ろう
インパクトを求めるなら断然、頭で割る形式です。エンターテイメント性も抜群ですが、くれぐれも頭にダメージが残らないように気をつけましょう。
割れた瓦の処分方法
ご存知の通り、割れた瓦は一般事業ゴミとして処分することができません。また、1枚につき約1キログラムの重さがあります。つまり、10枚だったら10キログラムです。お手軽に処分できる重さではないため、あらかじめ片付けの方法も考えておく必要があります。
では、割った瓦はどのように処分すればよいのかを見ていきましょう。
業者に引き取ってもらう
お金はかかりますが、一番確実でおすすめの方法です。お引き取りパック付きの瓦を購入すれば、割った後の瓦を、宅配便で業者に送るだけで片付け終了です。
粉々に砕く
ハンマーなどで粉状になるまで砕ければ、扱いも楽になります。しかし、粉状になるまで砕くのはかなりの時間と根気が必要なため、あまりおすすめはできません。
とりあえず持ち帰る
とりあえず持ち帰るという方法もありますが、かなり重量があるため、車がないと厳しいでしょう。どうしても徒歩や電車で持ち帰らなければいけない場合は、キャリーが必須です。
また、なんとか持ち帰っても、家で邪魔になる可能性がかなり高いため、あまりおすすめできる方法ではありません。
瓦割りはしっかり準備すれば安全
誰でも初めて瓦割りをするときは不安でいっぱいかもしれません。しかし、瓦割りはしっかり準備して正しく行えば安全なエンターテイメントです。「危ぶむなかれ、行けばわかるさ!」です。恐れてはいけません。
ぜひこの機会に瓦割りの基本をマスターして、楽しく正しく瓦割りをしましょう。