こんな○○はイヤだ!

こんなゲストはイヤだ!

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大抵、ライブハウスでのイベントは「ゲスト」という制度があって、演者の知り合い、お世話になっている人、取引先の人を割引価格、もしくはドリンク代のみで招待することができます。

もともとがそういう制度なので、だいたいゲストで来る人というのは「この業界の人」が多くて、現場での立ち回りもわかっていて、気を使ってくれる人が大多数です。

 すごく気を使って頂いて恐縮な場合も多かったのですが、ほんの一部だけそうでない人もいました。
今回は実際に「迷惑!」だったケースをご紹介します。

目次

楽屋に立て篭もる

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そもそもキャパ300人くらいまでのライブハウスの場合、楽屋は狭いものだと思っています(一部例外はありますが)。
ちょこっと挨拶に来ていただいたり、ちょこっとお話くらいは全然アリだと思うのですが、会場に来て楽屋に直行、うちのバンドの出番まで居座って、その日の演者が椅子に座れなかったり準備に支障をきたすのはちょっと、、楽屋は演者優先。

出演バンドの物販フロアで、自分のバンドのフライヤー配りを始める

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主催者、ライブハウスのスタッフさんなどに一声かけて、会場入口でフライヤー配りなんてのはよくある光景だと思うのですが、その日の出演バンドの物販フロアで何の断りもなくフライヤー配りするのはよくないと思います。逆に事前に許可を得ているんなら問題無しと思います。

勝手にスタッフを名乗る。そして名刺交換。

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勝手にうちのスタッフ名乗って、その日の対バンの運営さんと名刺交換する人がいました。これ後で聞いてほんとびっくりした。 

演者を勝手に連れ出す

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その日のイベントが終わっても、物販や楽屋に置いた荷物の片付け、精算など、出演者及びそのスタッフには仕事があります。 

百歩譲って、どうしても搬出も終わっていないうちに連れて行かなきゃいけない理由があるのなら一声かけてください。

人の紹介を頼んでその人と写真撮影。ライブは見ずに帰る。

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その日はうちの主催イベントだったのですが、会場に来てすぐ「○○を紹介してくださいよ」とおっしゃる人がいて、自分は現場の立ち回しで手一杯で後にしてもらえたら嬉しいなと思いつつ、わざわざライブ見に来てくれたんだし、そのくらいはと思って会場にいた○○さんをご紹介しました。その人、○○さんと写真撮影をしてライブ観ないで帰っちゃいました(帰っちゃったっていうか次の目的地に向かったのかな、、、)

なんか残念でした。

 

まとめ

人それぞれ、立場が違えば考え方も違うと思うのですが、自分の経験から自分目線で書いてみました。

こんな記事書いといてあれですが、自分の体感上、ゲストで来る人の9割以上はとても気をつかってくれました。逆にこちらが申し訳ないと思うくらい。

それから、しっかり活動しているバンドほど、ゲストで来た時も立ち回りとかお気遣いがしっかりしている、ような気がします。

あと余談ですが、ライブ中のフロアでひたすらスマホいじってたり、ひたすら女の子に話しかけまくってるゲストの人、会場にもよるのですが大抵、目立ってます。そしてその日のライブをライブハウス備え付けの定点カメラで撮ってあったりすると、これまた大抵ばっちり写っています。

そんな映像記録が残っているのに「いやぁ、今日のライブよかったよ!!」とか言ってきても嘲笑の対象にしかならないので気をつけようぜ!!です。

逆にゲストで来場して頂いて、ライブ中もめっちゃハイテンションでノリノリでライブ見てくれている人もいます。

そういうのは純粋に嬉しいです。

人の振り見て我が振り直せ。
自分も気をつけなければ。

ABOUT ME
おおの
自営業です。楽器屋の店員からIT関連の企業に転職。その後、独立してフリーのエンジニアとして約8年、IT業界で働いていました。2013~2017年までキサキエミのマネージャーとしても活動。現在は様々なバンドマン、アーティストとお仕事しています。 ■マネジメント / スタッフ / イベント制作 / デザイン業務 / 瓦割りなど。 ★ ERIKA | キサキエミ | etc.
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